<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>ナレッジベース - 触って学ぶアドテク on SHUNTA FURUKAWA INFO</title><link>https://shunta-furukawa.info/knowledge/</link><description>Recent content in ナレッジベース - 触って学ぶアドテク on SHUNTA FURUKAWA INFO</description><generator>Hugo</generator><language>ja</language><lastBuildDate>Wed, 08 Jul 2026 00:00:00 +0000</lastBuildDate><atom:link href="https://shunta-furukawa.info/knowledge/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>動画広告が届くまで — 0.3秒の旅</title><link>https://shunta-furukawa.info/knowledge/rtb-auction/</link><pubDate>Wed, 08 Jul 2026 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://shunta-furukawa.info/knowledge/rtb-auction/</guid><description>&lt;h2 id="この裏側で何が起きているのか"&gt;この裏側で何が起きているのか&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;動画の再生前に流れる広告。あの数秒の裏側では、&lt;strong&gt;あなたがローディングを意識するより速く&lt;/strong&gt;、広告枠の競り（オークション）が完結しています。上のアニメーションはその流れを単純化したものです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;登場人物は 3 種類だけ覚えれば十分です。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;プレイヤー（SDK）&lt;/strong&gt; — 動画を再生しているアプリやブラウザ。広告枠の時間になると広告リクエストを投げる&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;SSP / アドエクスチェンジ&lt;/strong&gt; — 媒体側の広告枠を売る側。広告リクエストを受けて、オークションを開催する&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;DSP&lt;/strong&gt; — 広告主側の入札する側。ターゲティング条件や予算に基づいて「この枠にいくら払うか」を瞬時に判断する&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;h2 id="openrtb--オークションの共通言語"&gt;OpenRTB — オークションの共通言語&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;SSP と DSP の間のやり取りは、IAB Tech Lab が策定する &lt;strong&gt;OpenRTB&lt;/strong&gt; という仕様で標準化されています。bid request にはデバイス情報・広告枠のサイズや形式・フロアプライス（最低落札価格）などが載り、DSP はこれを見て入札額を返します。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;重要なのは&lt;strong&gt;時間制限&lt;/strong&gt;です。DSP に与えられる猶予はおおむね 100ms 前後。間に合わなかった入札は、どんなに高値でも無効になります。広告の世界では、速度がそのまま売上に直結します。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="セカンドプライスオークション"&gt;セカンドプライスオークション&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;このデモでは&lt;strong&gt;セカンドプライス方式&lt;/strong&gt;（2 位の入札額 + 1 円を支払う）を採用しています。勝者が自分の入札額そのままを払わないのは不思議に見えますが、この仕組みには「正直に自分の評価額を入札するのが最適戦略になる」という理論的な性質があります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;なお、近年の RTB 市場は&lt;strong&gt;ファーストプライス方式&lt;/strong&gt;（入札額をそのまま支払う）への移行が進んでいます。どちらの方式かによって DSP 側の入札戦略は大きく変わります。&lt;/p&gt;
&lt;h2 id="落札後--vast-とトラッキング"&gt;落札後 — VAST とトラッキング&lt;/h2&gt;
&lt;p&gt;オークションで決まるのは「どの広告を流すか」まで。実際の動画クリエイティブの再生指示は &lt;strong&gt;VAST&lt;/strong&gt; という XML 仕様でプレイヤーに渡されます。VAST には動画ファイルの場所だけでなく、&lt;strong&gt;いつ・どの計測イベントを発火させるか&lt;/strong&gt;も記述されています。&lt;/p&gt;
&lt;ul&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;インプレッション&lt;/strong&gt; — 広告が表示された&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;クォータイル&lt;/strong&gt; — 25% / 50% / 75% / 100% まで再生された&lt;/li&gt;
&lt;li&gt;&lt;strong&gt;クリック&lt;/strong&gt; — 広告がタップされた&lt;/li&gt;
&lt;/ul&gt;
&lt;p&gt;「広告は本当に効いているのか」という問いは、まずこのイベントたちを正しく数えるところから始まります。&lt;/p&gt;</description></item></channel></rss>